デビットカード参入企業増加、VISAに続きJCBも

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日本ではなかなか日の目を見ないデビットカードではあるが、JCBもデビットカードサービスへの参入を決めました。

デビットカードとはそもそも何?

  • クレジットカードは買い物をした金額が翌月、翌々月に登録した口座から引き出されるカード決済サービスです。
  • デビットカードは、買い物をした金額がリアルタイムで銀行口座から引き出されるカード決済サービスのことです。

サービス面での違いは「いつ引き出されるか?」という違いだけなのですが、これが大きな意味を持っています。

買い物時の決済金額がリアルタイムで銀行口座から引き出されるデビットカードは、カード会社はリスクを負う必要がありません。銀行口座に決済金額の残高がなければ決済ができないからです。

つまり、デビットカードはクレジットカードのように審査が必要ないのです。銀行口座が作れれば15歳以上ならほぼカードを作ることができます。

デビットカード参入の背景

  • 若者が後払いを嫌う保守的な考え方になってきいること
  • 電子マネーの普及でカード支払いへの抵抗がなくなってきていること

が挙げられます。

では、なぜいまだにデビットカードは普及していないのでしょうか?

理由はただひとつ

「ポイントサービスが脆弱だから」

というものなのです。

利用者にとってみて、クレジットカードで支払いをする理由の最大の物はポイントサービスや優待料金などの割引プログラムと言っていいでしょう。

リボ払いや分割払い、年会費などで収入が見込めるクレジットカードと比較して、デビットカードの場合は加盟店手数料のみなので、クレジットカード会社の収入が脆弱なのです。その分、還元できるポイントも少なく、利用者にとってはメリットが少ない状況になっています。

また、消費者がデビットカードを持っていなければ、加盟店としてもデビットカード決済を加盟店手数料を支払ってまで導入する理由がなく、普及が進んでいないのです。

欧米のようにデビットカードが普及するのには、相当な時間がかかると言っていいでしょう。クレジットカード会社にとっても、カード決済をためらっていた新規顧客の層が取り込めるのであればウェルカムですが、クレジットカードのシェアがデビットカードに移ってしまうことは避けたいというのが本音だと思われます。

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