クレジットカードで審査される「属性」とは

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doctor128_128「属性」とは何でしょうか?実は「属性」について正確に把握している方は非常に少ないようです。ここではクレジットカード審査で避けては通れない「属性」について解説します。

「属性」とは

「属性」とは分類のことです。お金の返済能力に対する評価として、クレジットカードを申し込んだ人をクレジットカード会社が分類したものと言っていいでしょう。

例えば

職種で分類すると審査の評価は

  • 「公務員」 > 「アルバイト」

ということになります。

家族構成で分類すると審査の評価は

  • 「独身」 > 「既婚、子供あり」

ということになります。

このように申込みをした人を様々な角度から分類して、返済能力に点数をつけるのです。この分類のことを「属性」といい、「属性が悪くて審査が落ちた。」という形で使います。

何をもとにして、分類した「属性」の返済能力を決めているの?

属性で分類することは理解できますが、では何をもとにして「属性」に対して審査の点数を決めているのでしょうか?

膨大な過去のクレジットカードの利用者データ

です。

例えば、過去の利用者1万人を分類したところ

公務員 5000人 : 派遣社員 5000人

に分類できたとします。

この5000人に対して、「年間利用額」と「貸し倒れ率」を見てみると

  • 公務員 年間平均50万円の利用 貸し倒れ率 0.5%
  • 派遣社員 年間平均20万円の利用 貸し倒れ率 2.0%

というデータが取れたとします。この場合

公務員の人の方が、貸し倒れになる割合が低くて、かつ年間のクレジットカードの利用額も大きい重要なお客さんであるとクレジットカード会社は考えるのです。そのため、この場合の属性の点数は、圧倒的に「公務員」であることが高いことになります。

過去のデータを様々な角度から点数化していくことで、今後、その属性で申し込んだ人も同じ結果が出る可能性が高いと判断して点数をつけて審査するのです。

クレジットカード会社によって、属性の評価は異なる

上記のように過去のデータを基にして属性に対する審査の評価は決まってきます。つまり、別のクレジットカード会社であれば基にするデータが当然違うため、属性に対する評価もことなるのです。もちろん、データの数が増えれば各クレジットカード会社の審査でも、似たような審査基準になっていきますが、それでも重要視するポイントはクレジットカード会社によって違ってくるため、属性に対する評価の仕方も違うのです。

クレジットカード会社だけでなく、銀行や消費者金融なども、各々の会社ごとにこの属性に対する審査基準を持っています。金融機関にとっての審査ノウハウというのは最高機密事項であり、独立したものと考えて良いのです。

利用する側にとってみれば

  • 「クレジットカードの審査に落ちた。これは属性が悪いからだ。もう諦めよう。」

なんて考える必要はなく

  • 「クレジットカードの審査に落ちた。これは属性が悪いからだ。ただ、別のクレジットカード会社であれば審査の基準が違うから通るかもしれない。」

と考えれば良いのです。

※ただし、短期間に4枚以上のクレジットカード申込は避けましょう。参考記事:クレジットカード審査の多重申込

属性の評価に関しては、クレジットカードの審査基準で個別に解説しています。

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