個人信用情報とは?クレジットカード審査との関係

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ng128_128クレジットカードの審査について理解する前に「個人信用情報」というものがあることを知る必要があります。

個人信用情報とは

個人信用情報とは、カードローン、おまとめローン、フリーローン・・・などの各種ローンサービスや、クレジットカード、割賦販売の携帯電話、などを利用した場合に金融機関に共有される借入に関する情報のことを言います。

クレジットカード会社は審査の際にこの「個人信用情報」を参照することで、申込した方が「いくら借り入れがあるのか?」「保有しているクレジットカードはどれか?」「返済遅延はないのか?」「カードローンの利用はないのか?」「返済事故は起こしていないか?」などを知ることができ、この情報も重要な判断材料として審査を行うのです。

個人信用情報で保有される主な情報

CIC(シー・アイ・シー)の場合

申込情報:クレジットやローンの新規申込みに関連する情報
(情報の保有期間:照会日より:6ヶ月間)

  • ご本人を識別するための情報:氏名、生年月日、郵便番号、電話番号等
  • お申込み内容に関する情報:照会日、商品名、契約予定額、支払予定回数、照会会社名等

クレジット情報:契約の内容や支払状況を表す情報
(情報の保有期間:契約期間中および取引終了後5年間)

  • ご本人を識別するための情報:氏名、生年月日、性別、郵便番号、住所、電話番号、勤務先名、勤務先電話番号、公的資料番号等
  • ご契約内容に関する情報:契約日、契約の種類、商品名、支払回数、契約額(極度額)、契約終了予定日、登録会社名等
  • お支払状況に関する情報:報告日、残債額、請求額、入金額、入金履歴、異動(延滞・保証履行・破産)の有無、異動発生日、延滞解消日、終了状況等
  • 割賦販売法対象商品のお支払状況に関する情報:割賦残債額、年間請求予定額、遅延有無等
  • 貸金業法対象商品のお支払状況に関する情報:確定日、貸付日、出金額、残高、遅延の有無等

利用記録:個人信用情報で加盟している会社が照会した事実を表す記録
(情報の保有期間:利用日より:6ヶ月間)

  • ご本人を識別するための情報:氏名、生年月日、郵便番号、電話番号等
  • 利用した事実に関する情報:利用日、利用目的、利用会社名等

個人信用情報は、なぜできた?

お金を貸すビジネスをしている金融機関は、「貸し倒れ」になることを一番恐れています。貸したお金が返ってこないのだから、それはそのまま損失につながってしまうため、これは当然のことなのです。

例えば、業者間での情報共有がなかった場合、お金を「A」社で借りて返済をせずに連絡がつかなくなった人、つまり踏み倒した人が、「B」社に申込んで同じことをする可能性は非常に高くなります。しかも、「B」社はその人が「A」社に行った踏み倒しの事実を知ることができません。

こうなると、お金を貸す事業自体が成立しなくなってしまうのです。そのため、かなり古くから利用者の情報というのは、事業者間で共有する文化が根付いており、昔は身分証に「△」などの印を付けることで情報を共有していたのです。

しかし、インターネットが普及することで、正確かつ簡単に実現できるようになったのです。金融関連のビジネスをしている事業者は、お金を出し合って「信用情報機関」というものを作り、この「信用情報機関」が加盟している金融機関の情報を統合して「個人信用情報」を管理しているのです。

信用情報機関は3つある

金融機関が共同で運営している信用情報機関というのは業態によって3つあります。

CIC(シー・アイ・シー)

各クレジットカード会社と、信用保証会社、ローン・リース会社、小売店、一部の消費者金融会社・銀行・労働金庫などが加盟

KSC(全国銀行個人信用情報センター)

全国銀行協会(全銀協)が運営する信用情報機関。全銀協に正会員として加盟している銀行と一般会員以外の銀行または法令によって銀行と同視される金融機関、政府関係金融機関、信用保証協会などが加盟

JICC(日本信用情報機構)

消費者金融専業会社(以下「専業」)と商工ローン会社の各社が出資して設立

となっています。各情報機関によって、保有している情報の保有期限などが多少ことなりますが、基本的な機能は同じになります。また、CRIN(クリン)というネットワークによって上記三社の情報は共有されています。つまり、CICで返済事故があった場合には、他のKSCにも、JICCにも、事故情報が掲載されることになります。そのため、加盟会社などは業種別に分かれてしますが、ほぼ共同体と考えても差し支えないものなのです。

まとめ

覚えておくことは、ローンや端末料金分割払いの携帯電話、クレジットカードなどの利用情報はすべて共有されているということです。

そのため、1社で返済遅延をしたら、すべての金融機関に情報は回ってしまうことになります。そうなった場合はクレジットカードやカードローンの審査は通りにくくなってしまうということなのです。

つまり、

  • 短期間に過度な複数社への申込をする
  • 何度も返済遅延(引き落とし不可)をする

を極力しないように利用しないといけないのです。うっかり「端末料金0円、2年間の月額料金で支払えます。」という携帯料金を滞納したとしても、クレジットカードの審査にマイナスの影響はあるのです。知らなかったから許されるものではありません。

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