クレジットカードの初期与信と途上与信とは?

VN:F [1.9.22_1171]
Rating: 3.5/5 (2 votes cast)

クレジットカードサインクレジットカードには初期与信と途上与信というものがあります。与信というのは、その人にいくらの「ショッピング枠」「キャッシング枠」を設定できるかを決めるもので、与信の評価が高ければ、そのクレジットカードで利用できる「ショッピング枠」「キャッシング枠」が大きく設定されるのです。

与信は「信用を与える」と書く

与信は「信用を与える」と書きますが、文字通り、その人をどのくらい信用して「ショッピング枠」「キャッシング枠」を設定していいかを決める審査の一部と言えるでしょう。たとえば、フリーターと医者の方がいた場合、同じクレジットカードを発行しても、フリーターのショッピング枠は10万円に設定され、医者のショッピング枠は100万円に設定される形になるのです。

与信は利用に応じて、徐々に変動していくもの

与信というのは「その人に対する信用」であるため、利用歴が長くなれば長くなるほど評価は高くなっていきます。逆にそのクレジットカードをはじめて利用するときは、利用歴がないため与信の評価が低く、「ショッピング枠」「キャッシング枠」は低めに設定されているのです。

返済遅延などがなく、毎月一定額の利用を続けていれば1年経過時には「ショッピング枠」「キャッシング枠」が自動的に引きあがっていることも珍しくありません。「ショッピング枠」「キャッシング枠」を増やしたければ、同じクレジットカードの利用を続けるというのが近道と言えるでしょう。

初期与信

初期与信とは、クレジットカードを申込んではじめて発行するときの与信のことです。高額なショッピング枠が設定されることはほとんどなく、10万円~30万円ほどの与信枠が設定されることが多いです。初期与信の場合は、属性が高い人でも高額の与信枠を設定されることは少ないと思って良いでしょう。

途上与信

途上与信とは、「途上=途中」で与信をすることです。クレジットカードの利用中に審査をするようなものです。多くの人は「クレジットカード審査というのはクレジットカードを申込んだときにだけ行われるもの」と勘違いしているのですが、クレジットカードの審査は利用中にも定期的に行わるものなのです。

途上与信によるクレジットカード会社の対応

クレジットカードの利用途中の審査「途上与信」で審査される項目は「他社のクレジットカードで返済事故(返済遅延、債務整理)が起こっていないか?」「他社のクレジットカードやカードローンなどの借り入れが増えていないか?」です。自社のクレジットカードの利用状況はリアルタイムにカード会社は把握することができるため途上与信の必要はあまりありませんが、他社のクレジットカードやローンの利用状況に変化がないかをチェックする必要があるのです。個人信用情報に照会して途上与信が行われます。

クレジットカードを発行したときには借り入れがなくても、1カ月後にカードローンで200万円借りたなんてことになれば、クレジットカード会社のリスクは急激に高まってしまうことになります。そのため、途上与信というものが必要になるのです。

途上与信の結果:とくに問題がなく、継続的な利用が見込める場合

  • そのまま継続
  • 限度額の引き上げ
  • ゴールドカード、プラチナカードへのインビテーション
  • 限定キャンペーンなどの案内など

途上与信の結果:長期間の返済滞納、他社借入額の大幅な上昇が起きた場合

  • 限度額の引き下げ
  • キャッシング利用の停止
  • クレジットカードの強制退会

普通に利用している場合は、徐々に限度額が引き上げられ、上位カードへのインビテーション(招待)が来る形になります。

気を付けたいのは、61日以上の返済遅延や短期の返済遅延を何度も繰り返すなどの利用の仕方です。ここさえ気を付けていけば、時間経過とともに与信の評価も高くなっていくのです。

クレジットカードの初期与信と途上与信とは?, 3.5 out of 5 based on 2 ratings