クレジットカード審査と家族の返済事故(債務整理・自己破産)の影響

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family3128_128クレジットカード審査において、申込者自身ではなく、家族の方の自己破産や債務整理、または悪質な返済遅延などの情報というのは、影響するのでしょうか?

クレジットカード審査と家族の返済事故の関係

個人信用情報を扱っている信用情報機関のスタンスとしては、基本的に個人信用情報はその当事者(クレジットカードを申し込んだ人)の返済能力や信用情報を調査するためのものであり、家族の情報(血縁関係)というのは掲載していない。というのが原則なのです。

そもそも、クレジットカード申込の入力フォームには家族の名前や血縁関係を入力する部分はなく、個人信用情報にもその情報は出てこないのです。

じゃあ、クレジットカード審査と家族の返済事故は無関係なの?

いいえ、そんなことはありません。

なぜならば、クレジットカード会社側から見てみると「ある方が返済事故を起こしている場合にお金に困って、家族にクレジットカードを作ってもらいお金を工面してもらう」という悪質な使い方をされてしまうリスクがあると考えられるからです。

「性格が似ているから」とか「親の信用が子供の信用に影響する」ということではなく、返済事故を起こした方の返済などの資金に使われてしまうというというのがクレジットカード会社が一番危惧する状況であり、仮にクレジットカードを作らせてしまうと家族の方の返済や生活資金に利用されて自己破産などをされた場合には、お金の回収はできないことになるので、大きな損失となってしまうのです。

そのため、家族の返済事故はケースによっては、申込者のクレジットカード審査に影響があることになります。

どうやってクレジットカード会社は家族の返済事故の情報を調べるのか?

前述したように、個人信用情報には家族の情報というのは記載されていません。では、どうやってクレジットカード会社は家族の返済事故の情報を知ることができるのでしょうか?

答えは「住所」と「同じ苗字」です。

個人信用情報を調べるときには、住所でも検索することが可能です。また、個人信用情報を見ていると類似情報として同じ住所での他の方の個人信用情報というのが表示されるのです。

このときに、同じ住所であり、かつ同じ苗字の方がいた場合には家族である可能性が高いと判断されます。

もちろん、個人信用情報があるだけなら大きな問題はありませんが、債務整理や自己破産、悪質な返済遅延を示す「異動」の記録があれば、クレジットカード審査にも影響が出てきてしまうのです。

家族の返済事故がクレジットカード審査に影響を与える状況

同じ住所で同じ苗字の家族が過去5年以内に返済事故を起こしている場合

→申込者のクレジットカード審査にも影響が出てきます。

家族の返済事故がクレジットカード審査に影響を与えない状況

返済事故を起こした家族とは住所が違う場合

→クレジットカード会社は住所で情報を調べることができないため、審査に影響はありません。

家族の返済事故から5年以上経過していた場合

→異動情報は契約終了から5年で個人信用情報から抹消されます。つまり、5年を経過していれば、家族の返済事故の情報というのはなくなっているため、申込者の審査には影響がないのです。

家族の返済事故が影響してクレジットカード審査に落ちてしまった場合は

一人暮らしをするなど、申込み時の住所を変更することが一番の近道と言えるでしょう。仮に住所を変えても、審査に落ちてしまった場合は申込者本人の要因という可能性が高くなります。また、落ちてしまったクレジットカード会社とは別のクレジットカード会社に申込む必要があります。