クレジットカードの海外旅行保険を徹底解説

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クレジットカードを選ぶ際に海外旅行保険で比較検討する方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか。それだけ、クレジットカードの機能の中で海外旅行保険というものが重要になってきているのです。しかし、多くの方は海外旅行保険の中身を知らずに「最高補償額が高ければいい保険だ」と考えている方も多いため、クレジットカードの海外旅行保険の中身を詳しく解説します。

海外旅行保険とは

海外旅行保険とは、文字通り海外旅行の際にケガや病気になってしまった際に補償される保険サービスのことです。正確には海外旅行保険ではなく、「海外旅行傷害保険」と言います。

海外での病気やケガでの治療では、日本国内とは違って国民健康保険も適用されません。また、著しく高額な費用を請求されることもあるため、海外旅行の際には、何かしらの海外旅行保険に入っておくべきなのです。

多くの方は、海外旅行保険を保険会社と契約することはなく、その代わりにクレジットカードを作って海外旅行保険に入っておくのです。

海外旅行保険は、海外旅行でも、海外留学でも、海外出張、海外赴任でも、対象期間中であれば補償されます。

補償対象期間は、クレジットカードによりますがほとんどの場合、旅行開始から3か月という期間に設定されています。

海外旅行保険の種類

海外旅行保険と言っても、内容は多岐にわたります。

たとえば、三井住友VISAゴールドカードの場合 ※2013年12月1日現在

  • 傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円
  • 傷害治療費用(1事故の限度額) 300万円
  • 疾病治療費用(1疾病の限度額) 300万円
  • 賠償責任(1事故の限度額) 5,000万円
  • 携行品損害[自己負担:1事故3,000円](1旅行中かつ1年間の限度額) 50万円
  • 救援者費用(1年間の限度額) 500万円

傷害死亡・後遺障害

旅行期間中の事故によってけがを負い、180日以内に死亡した場合、または後遺障害が発生した場合に支払われます。保険金はカードの内容や利用状況によって異なります。後遺障害の場合も、後遺障害の程度に応じて保険金が変わってきます。

傷害治療費用

旅行期間中の事故によって、ケガを負い、医師の治療を受けた場合に、診察費や手術料、入院費、治療費、病院までの輸送費などを、妥当性をもとに保険金が支払われます。

疾病治療費用

旅行期間中に発病した疾病によって旅行期間終了後48時間以内に医師の治療を受けた場合に、診察費や手術料、入院費、治療費、病院までの輸送費などを、妥当性をもとに保険金が支払われます。

賠償責任

旅行期間中の事故によって他人の身体や財産に損害を与えた結果、損害賠償の責任を負った場合に、法律上支払うべき損害賠償金が支払われます。

携行品損害

旅行期間中に持ち物が盗難や破損で損害を受けた場合に、損害額が支払われます。ただし、携行品損害は1事故あたり数千円の免責金額を支払う必要があるとともに、損害に対して上限が決まっているケースも多いため、確実に損害額の満額が支払われるわけではありません。

救援者費用

旅行中に入院や事故による遭難などが起きた場合に、ご家族の方が現地に行く際に捜索費用や、旅行費用が支払われます。

クレジットカードによって海外旅行保険の補償は大きく異なる

年会費無料のクレジットカード 補償 なし~手薄い

年会費無料クレジットカードの場合、海外旅行保険はついていないか、補償額が低いものが多いです。ポイント目的などでの利用は利便性が高い年会費無料クレジットカードですが、海外旅行保険目的で利用するのは不安が残ります。

一般カード 補償 手薄い

年会費が有料のクレジットカードであれば、海外旅行保険が付帯されているものがほとんどです。保険金額は、2000万円前後のものが多い。保険金額以上に、保険の対象範囲が狭いことも多く、海外旅行保険としては心細さは残ります。

ゴールドカード 補償 手厚い

ゴールドカードのランクや年会費によっても、大きく異なりますが、ゴールドカードの大半は、保険金額も5000万円~1億円と大きく設定されています。さらに、保険の対象も、カード会員だけでなく会員でない家族にも適用される家族特約があるケースもあり、海外旅行に行くときには、ぜひとも検討したいのがゴールドカードと言えます。

プラチナカード 補償 手厚い

プラチナカードであれば、海外旅行保険の補償は十分なものになっています。保険金額や保険の対象も最高クラスであるため、プラチナカードを持っていれば海外旅行も安心して行くことができます。

海外旅行保険の付帯条件

クレジットカードの海外旅行保険の保険適用には、大きく分けて3つの種類があります。

自動付帯

クレジットカードを持っているだけで、海外旅行保険の適用になるクレジットカード。特に気にすることなく、海外旅行保険が適用されます。

条件付き付帯

クレジットカードによって、旅行費用、ツアー代金、航空券などの支払いをした場合にのみ適用される海外旅行保険のこと。この条件付き付帯であることを知らずに、現金で航空券を買って海外旅行に行った場合は、海外旅行保険の効力がないことになってしまいます。

ハイブリッド型

一定額の補償までは自動的に海外旅行保険が適用されますが、旅行費用、ツアー代金、航空券などの支払いをクレジットカードで支払っているかどうかで、支払われる保険金額が変わってきます。

年会費無料のクレジットカードの場合、特に条件付き付帯のカードが多いため、海外旅行に行くまえに付帯の有無を確認しておきましょう。

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